http://japan.techinsight.jp/2019/08/maki08071554.html
2019.08.07
鴻上尚史氏は劇作家・演出家として数々の作品を手がけており、舞台版『ドラえもん のび太とアニマル惑星』(2008年・2017年)や風間俊介・松井玲奈・中村中・片桐仁の出演舞台『ベター・ハーフ』(2017年)も彼の脚本・演出である。また、現在は漫画『不死身の特攻兵 生キトシ生ケル者タチヘ』(原作・鴻上尚史/漫画・東直輝)が『週刊ヤングマガジン』に連載中だ。その鴻上氏が自身のTwitterで8月4日、「子役のオーディション」における出来事をツイートして反響を呼んでいる。
子役のオーディションに参加している子どもたちが、持参している水筒の水に全く口をつけないことに気づいた鴻上尚史氏。「飲んでいいよ」と声をかけると一斉に飲むので、「まさか、君達、小学校じゃあ先生が飲んでいいと言うまで飲んじゃいけないの?」と聞いたところ全員がうなずいたという。
そんな出来事を振り返り「身体の声に従わず教師の声に従う。これが教育なのかと暗澹たる気持ちになる」とツイートしたところ、フォロワーから反響が寄せられた。
「先日、駅のホームで課外学習らしく小学生の集団に遭遇しましたが、水筒を飲んだ子におじさん先生が『誰が飲んでいいって言ったんだ! 飲みたきゃ飲むのか!』と怒鳴っていました。飲みたい時に飲むべきに決まっているのに」といった目撃談や、自身の子どもがそうした体験をしたという声が多い。
ある母親は、真夏なのに幼稚園から帰った子どもの水筒の水が減っていないことを不思議に思い聞いたところ、トイレを先生に断っても行かせてもらえないので「飲むとトイレに行きたくなり、先生に怒られるから飲まずに我慢した」ことを知る。そこで幼稚園に「水分補給とトイレを担任の決めた時間以外に許されないのは熱中症などの命に関わるのでご配慮を」とお願いしたところ、担任や園長も聞く耳をもたないうえ「市に相談しても暖簾だったので、引っ越ししました」というケースもある。
他にも「無断で水を飲むと勝手に水を飲むなと怒る教師が多数いるからなんですよ。だからバスの運転手さんが業務中に水分補給しているだけで仕事をさぼっていると抗議が来てしまう変な日本」という意見がある一方で、「幼小中は、そうみたいですね。私の出た木更津の高校は、授業中でも飲み物は摂取可でした。生きるために必要な水分だからと、先生もペットボトル持ち込んだりで、イキイキ授業されてました。その位は許される教育現場になっていただきたいです」という声も見受けられた。
鴻上氏は今回の件から、子どもたちが喉の渇きを感じとって自ら水分補給する必要性を判断する能力すら奪ってしまう教育現場のやり方を嘆いたのだろう。ただ、なかには「声優学校の20~30歳の人たちを見てるのですが、基本、これと同じです…」という情報もあり、水を自由に飲むことができない現状がこれほど多いとは驚きである。
子どもたちが自分で考えて判断する能力を伸ばすような教育を望むのはもちろんだが、まずは適切な水分補給ができてこの夏の猛暑を無事に乗り切ることを願うばかりだ。
★1が立った日時:2019/08/08(木) 11:54:05.89
http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1565232845/
『鴻上尚史』について画像をまとめてみた
無能なリーダーがやってしまうこととは? 悩める高校3年生に鴻上尚史が示した有能なリーダーの条件〈dot.〉 鴻上尚史の人生相談。部活の部長となったのに、自分に余裕がないと後輩に嫌味や大声を発してしまう、と悩む高校3年生。「人の上に立つ人間ではないのではない… (出典:ライフ総合(AERA dot.)) |
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